【神戸の税理士が解説】「人生が変わる目標達成のレッスン」を読んで。成功する人としない人の「在り方」を分けるもの

こんにちは。
神戸市で開業している岩城税理士事務所キャッシュフローコーチ兼理念実現コンサルタントの岩城です。

先日、大野晃さんの著書『やらなきゃ確率ゼロ% 人生が変わる目標達成のレッスン』を読み終えました。

実は私は、昨年大野さんがされている目標達成術のセミナーを受講していました。受講から約1年半が経過していたこともあり、書籍を読みながら「あ、この教え、忘れていたな」と思い出すことが多々ありました。復習と読み込みを通して、自己理解が深まったと感じています。

この本は、単なるハウツー本ではなく、目標を叶えるために必要なスリーステップが書かれた「実践の書」です。お時間がある人は、読みながらワークをすることにより、書籍の効果が何倍も高くなるように設計されています。

今回は、この書籍を読んで復習し、改めて自己理解が深まったと感じた重要なポイントをご紹介します。


Part 1:読んでドッキリ!目標達成を分ける「在り方」の壁

本書を読んで、私が最もドッキリとしたのは、成功する人と成功しない人の「在り方(Being)」の違いについて書かれた箇所です。

皆さんは、何か嫌なことや困難なことがあったとき、どのように反応しているでしょうか?

  • 他人のせいにしたり、環境のせいにしたりしていませんか?
  • 物事をネガティブに捉え、困難から逃げていませんか?

目標達成の技術やノウハウを学ぶ前に、まず「自分自身の心の向き合い方」が定まっていなければ、どんな素晴らしいノウハウも機能しません。この本を読んで、改めて「やり方(How)」の前に「在り方」が大切だと再認識することができました。

成功は、テクニックよりも、日々の小さな困難に対する「捉え方」と「責任の持ち方」から始まるのです。

Part 2:不安は0.1歩で消せる。「即初動」の価値

本書で紹介されている目標達成に必要なスリーステップの内の一つに、「即初動」があります。これは「とりあえずやってみる」という行動哲学です。

「動く人」のスタート地点

大野さんは、行動に移せない人を「考える人」、成功する人を「動く人」であると明確に区別しています。

そして、その「動く人」は、頭でっかちな分析や論理よりも前に、まず行動のエネルギーを生み出す「ある大切な力」に従ってスタートを切ると書かれています。この本能的なエネルギーをどう肯定し、活かすかという点が、成功の鍵だと再確認できました。

不安を「0.1歩」に分解する

行動したいのに踏み出せないとき、その原因は「不安」です。私の意見ですが、不安が大きいのは、恐らくその一歩があなたにとって大きすぎる一歩になっている可能性が高いです。

だから、そんなときは立ち止まらず、0.1歩でもいいので前に進んでみるということが重要だと、私自身も強く感じています。

小さな成果が、次の行動に繋がるエネルギーになる

その0.1歩の成果、小さな結果こそが、あなたの自信となり、自己肯定感を高めてくれるからです。自己肯定感の高まりは、次の行動に繋がる強力なエネルギーになります。

いくらその場でインプットを重ねて足踏みをしても、前には進みません。少し進むからこそ、前の景色が変わり、次の一歩の角度も変われば大きさも変わっていくのです。

前に進み続けるための具体的なコツ(目標の管理法など)も本書には丁寧に記載されています。

まとめ:書籍を「ワーク」として活用する勧め

この書籍は、目標達成のテクニックを教えてくれるだけでなく、私自身の「在り方」を見つめ直すための鏡となってくれました。セミナー受講から時間が経った今だからこそ、深く読み込むことができたのだと感じています。

ぜひ、目標達成に興味がある方、行動になかなか移せないと感じている方は、読んでみてください。そして、ただ読むだけでなく、読みながらワークをすることで、書籍の効果は格段に高まります。

あなたの人生が変わる「即初動」を応援しています。

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